2024年5月14日火曜日

次の本ができるまで その304

 ゲーテ先生の人生講義 2時間目


言論の自由を叫ぶ者は、

それを濫用しようとする者にほかならない。



ああ、あの団体ね。




考えかたであれ服装であれ、

流行を追わないのが老人にはふさわしい。



ヒートテックを脱いだらすぐにエアリズム。




日々は、それ自体としてはあまりにも貧しすぎる。

五年単位にでもまとめないかぎり、収穫はない。



まとめても集めても貧しさは変わらず。




数人の人たちが互いに大いに満足し合っている場合、

彼らが思い違いをしていることはまず確実だ。



仲介役:こんなはずじゃなかった。




人はだれでもその本性のなかに、もしそれをおおやけに口にすれば

他人の顰蹙(ひんしゅく)を買うにちがいないものをもっている。



上手く騙した者が勝ちなの。世の中はお金がすべてよ、と塀の中から女の声。




肉体に彩色を施したり、墨を入れたりするのは獣性への復帰だ。



TATOOを入れてみたいという発想がまず受け入れられない。わたくしには。




人間がほんとうに悪くなると、他人の不幸をよろこぶこと以外に、

他人への関心を持たなくなってしまう。



残念ながら居ますね、そんな人が。



※『ゲーテ全集』より抜粋

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