七十二候
「七十二候」とは、「二十四節季」をさらに約五日ごとに分類し気候の変化や動植物の様子を短い言葉で表現したものです。
今回は9月22日より10月8日まで、それぞれに関連した歌も載せておきます。
打ちしぐれ雲のいづとに鳴神の音とどろかぬよひのさねどこ
秋風の夜寒の里に宿りして明くる久しと思ひそめぬる
誰をかも招く尾花ぞ棹もなき野川の小舟岸に横たふ
和田の原千里とびこえくる雁をまれ人と人の待ちもこそすれ
※孫の「めばえ」を買いに久しぶりに新刊書店へ行った。文庫の棚を見ていると自分の作りたいものがほとんど本になっている。作る気が失せるので見なかったことにしておこう。