本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
この短編は『羽根むしられて』(1981年、CBSソニー出版)に掲載されています。彼の映画(どちらかといえば初期の頃)をそのまま活字にしたような内容で、ツボを心得たギャグやパロディが詰め込まれ、大いに笑わせてくれます。BRUTUS『村上春樹の私的読書案内』でこの『羽根むしられて』が紹介されていました。
※「僕はあの世なんて信じない。だけど、着替えと、少しばかりの金は持っていくつもりさ」