2021年2月7日日曜日

川端康成『有難う』

 『有難う』川端康成


 『有難う』は掌編小説をまとめた作品集『掌の小説』の中の一篇です。1936年には映画化もされました。三島由紀夫はこの作品を「掌の小説」の中でも優れたもののひとつだとしています。新感覚派といわれた川端康成の簡潔な表現と描写が光る作品です。



※布の表紙の硬さが気に入らず、はじめから作りなおしました。あとの方は和紙の上製本です。