2024年5月29日水曜日

次の本ができるまで その305

 ラ・ロシュフーコー公爵が恋について語る


ばしば女たちは、恋をしてもいないのに恋をしているつもりでいる。
つまり、色ごとにたずさわったり、男の甘言に胸をときめかせたり、
かわいがられるうれしさにずるずるとひきこまれたり、
すげなくも拒みかねたりしているうちに、
いつしかそれを恋愛だと思いこんでしまうのであるが、
それはただのいちゃつきにすぎない。

恋=いちゃつきでいいと思うが…。


んとうに愛することをやめてしまった者を

もう一度愛することは不可能である。


心が離れると冷たいですね、とくに女性は。


くても美人でなければなんにもならないし、

美人でも若くなければなんにもならない。


しーっ、その発言はちょっと。


たちの最初の色恋はふつう勘定にはいらない。

第二の色恋が始まるまでは。


昔の貴族のしごとは火遊び。


はそれ自体たのしいものであるが、

それ以上にそのおもむき・姿・がうれしい。


なんとなくわかります。


する男たちはその迷いの夢がさめてからでなければ

女の欠点に気がつかない。


あの娘は理想の女性だと思っていた。



※『格言集』より抜粋。当たり前のことを言っている気がしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿