2019年11月24日日曜日

フランツ・カフカ「兀鷹」

カフカ短編集「兀鷹(はげたか)」 フランツ・カフカ


カフカの作品は『道理の前で』『あるじの気がかり』『観察』に続いて四冊目です。
今回は表題の「兀鷹」の他に「橋」「出発」「諦めが肝心」「舵手」の五篇を収録しました。
私はつめたく硬直した橋だった……で始まる「橋」や、兀鷹に襲われ自分の脚が喰われるところを見ている男の話など、カフカならではの想像力豊かな世界が表現されています。


 

※出来上がってから誤植に気がつき、しかたなく紙を貼って修正しました。写植屋の頃を思い出しました。