『老婆』ツルゲーネフ
ツルゲーネフは、ドストエフスキー、トルストイと並んで、19世紀ロシア文学を代表する文豪といわれています。日本に登場したのは明治初期で二葉亭四迷によって翻訳・紹介されました。今回は晩年の詩文集『散文詩』より「対話」「乞食」「老婆」「だれの罪」「のろい」を掲載しました。前回の「宿命」とどちらを先に作るか迷ったのですが、こちらが後になりました。作品の世界は共に通じるものがあります。興味のある方のために「乞食」を載せておきます。
※表紙はジョルジョ・モランディ(Giorgio Morandi, 1890年 - 1964年)
自宅の居間か書斎(どちらもないけど)に飾りたい絵です。