今回は『狂訳 小倉百人一首 抜萃』です。
藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだとされる『小倉百人一首』は平安から鎌倉時代の歌人百人の歌を一首づつ選び集めたもので、それぞれの時代を代表する歌が収められています。しかしわたくしには古文特有の言い回しが難しく、歌の意味は原文を読むだけでは理解できません。そこで、素人の怖いもの知らず『要するにこんなことじゃないの』とくだけた現代文にしてみました。もとより古典の知識など皆無で、ほとんどがおふざけです。ご寛恕のほどを。いくつか転載しておきます。
花の色は移りにけりないたずらに我身世にふるながめせしまに
小野小町
〈訳〉毎日雨で鬱陶しいわ。庭のお花も色褪せて元気ないし。わたしもいつかあんなふうに萎れてしまうのかしら。いやだわ、サプリ飲んどこ。
我が袖は潮干にみえぬ沖の石の人こそしらねかわく間もなし
二条院讚岐
〈訳〉わたしの着物の袖は、海の沖にあるあの石のように、あなたを思って流す恋の涙で乾くことがありませんわ。ああ袖が重い、肩凝るわぁ〜。
こんばんは。
返信削除こちら気になったのですが、どちらで購入できるのでしょうか。まだ販売なさっている場合、詳細お伺いしたいです。
沖縄の「カフェユニゾン」というお店に置いています。お近くならぜひ手にとって実物をご覧ください。
返信削除お返事ありがとうございました。
返信削除沖縄以外でのお取り扱いはございますでしょうか?その場合の価格等もお伺いさせて頂きたいです。
ご連絡が遅れてすみません。手元に1冊あります。2,160円です。サイズはたて103×よこ55mm、54頁、収録数は25首です。
返信削除