本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
これは歌?
我が恋は 障子の引き手 峰の松 火打ち袋に 鶯の声
春日山 峰こぐ船の 薬師寺 淡路の島の からすきのへら
本に書いてあるままに言うなら、これらは「無心所着体(むしんしょぢゃくたい)の歌」といわれ、「それぞれの句は連想によってつながってはいるが、全体としては意味をなさない歌のこと」だそうです。歌病(かへい)ともいわれました。
※写真はComposition no.Ⅱ/ ピエト・モンドリアン 1913