本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
暮春の頃の、しっとりとした夕暮のみどり色の闇。
市井の言語のうちに見出される意味深長な言葉、あれは幾代(なんだい)かの蟻によって穿たれた穴だ。
唐草模様は、模様の中で最も精神的である。
悲劇的な空━━物質的なものに適用された抽象的な形容。
※本人がそう言うなら、それでいい。