本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2015年5月19日火曜日
『夢十夜』より第三夜 夏目漱石
「こんな夢を見た…」という書き出しで始まる『夢十夜』です。
夏目漱石ついてはいまさらいうまでもありません。この小説は明治41年7月25日から8月5日まで『朝日新聞』に連載されました。漱石としてはめずらしい幻想的な作品です。その第三夜は子どもを背負って歩く「自分」と背中の子どもとの会話が中心の短編です。精神分析の専門家が喜びそうな話です。わたくしは圓朝の怪談話を聞いているような気になりました。
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