本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2020年1月10日金曜日
次の本が出来るまで その150
詠歌の心得
香川景樹翁が
「歌を詠むといえばずいぶん難しく思うものであるが、
眼前の景をありのままに詠めばいいのである。」
などと話しているところに豆腐屋が通った。
翁は、たとえばと
それそこに 豆腐屋の声 聞こゆけり
お三(さん)出て呼べ 行き過ぎぬまに
と詠歌の雑作なさを説いた。
※いえいえ、そんなに簡単ではないと思います。
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