本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2016年11月7日月曜日
石川啄木『第十八号室より』
石川啄木『第十八号室より』を作りました。
後半は『悲しき玩具』より何首かを抜粋して掲載しています。
いつからか腹が膨らんできた啄木が病院に行ったところ慢性腹膜炎と診断されます。痛みもないので初めは医者の診断を疑っていた啄木も、腹に挿したゴムのチューブから黄褐色の液体が流れ出るのを見て入院を決心します。
『第十八号室より』はそのころの作品です。
その後も身体が回復せず、家庭内の問題や家族の死など不幸も重なって、病気と困窮の中、結核により
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歳の短い生涯を閉じました。
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