2025年11月24日月曜日

次の本ができるまで その338

 感想私録(覚書) ボードレール


暮春の頃の、しっとりとした夕暮のみどり色の闇。



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市井の言語のうちに見出される意味深長な言葉、あれは幾代(なんだい)かの蟻によって穿たれた穴だ。



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唐草模様は、模様の中で最も精神的である。



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悲劇的な空━━物質的なものに適用された抽象的な形容。


※本人がそう言うなら、それでいい。


※ボードレールは、フランスの詩人、評論家。 フランス近代詩、象徴主義の創始者。
画像は「ミッドナイトインパリ」より

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