2015年10月27日火曜日

志賀直哉氏の言葉より


人間は何でも知っている。
専門専門で、どれ程人間が進んでいるか、その程度はその専門以外の人間には到底分からない位に進んでいる。恐ろしい位である。
ところが人間全体の幸福という事に対してはこれ又驚くべく人間は何も知らない。
人間はだから全体的に少しも幸福にならず、益々不幸になりそうな予感が多分にする。



※そのとおりだと思う。