2015年12月24日木曜日

「道理の前で」フランツ・カフカ

フランツ・カフカの『道理の前で』(別題『掟の門前』)を作りました。
カフカは現代実存主義文学の先駆者といわれ『変身』や『審判』『城』など、人間存在の不条理を主題とする作品を書いた作家です。
『道理の前で』は文庫本にして3頁ほどの短かいものですが、読み手によってさまざまな解釈を生む奥の深い作品でもあります。

本の外箱にはマッチ箱を使いました。手間が省けて助かりましたが、箱から出したマッチ棒をどうしたものか思案にくれる毎日です。