2024年12月17日火曜日

与謝野晶子『巴里にて』

 『巴里にて』与謝野晶子

明治45年(1912)、晶子は夫鉄幹の後を追ってひとりフランスのパリに旅立ちます。『巴里にて』は到着一カ月ほどのちに書かれた小品です。当時のパリのファッションや街の様子、置いてきた子供たちへの思いを素直に書き綴った旅日記です。

  金銀の虫の啼くごと音を立つるオペラ通りの秋の夜の靴



※いろいろあって間が空いてしまいました。