2018年12月8日土曜日

宇野千代『夜』

『夜』宇野千代


「夜」は現代短編小説全集(大正14年・文芸日本社発行)より選びました。宇野千代さんについてはよく知りませんが、恋多き女性だったようですね。「夜」は男女の話ではありません。飲んだくれの父親が帰ってこない。夜更けに母と娘は寝床に入る。土間の戸には燕のために丸い穴が空けてある。今夜は月夜らしい。丸い穴から光が差し込んでくる。父はどこへ行ったのだろう。……そんな話です。


※表紙は障子をイメージしてつくりました。

2018年12月3日月曜日

次の本が出来るまで その112

数えたら50冊


50冊になりました。覚えとしてリストを掲載します。感慨にふけることも、分析することもありません。そんな値打ちの無いことは本人が一番分かっていますから。ニ、三人の友人と自分のために、飽きるまでこっそりと続けようと思っています。