本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2019年5月16日木曜日
永井荷風『罹災日録抄 偏奇館炎上』
『罹災日録抄 偏奇館炎上』
「罹災日録」(扶桑書房・1947年)は荷風が大正6年から昭和34年まで42年間書き続けた日記「断腸亭日乗」の昭和20年分だけを選抜したものです。今回はさらに絞り込み3月9日未明の東京大空襲後の3日間を選んで製作しました。この空襲による死者は10万人以上といわれ「偏奇館」も全焼します。最後の様子を眺める荷風の心情はいかばかりか、歴史に残る大空襲3日間のドキュメントです。
※何があろうと戦争はだめ。そんなことすら理解できない輩が政治家だなんて…。
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