冬歌
冬の歌を五首。読みづらいかも知れませんが嵯峨本フォントで組んで見ました。
粗末な家の名称を並べてみます。むかしは俗世間を嫌い山奥に住む人を「隠者」と呼び、その住まいを山居、閑居、村居、田家などと言ったそうです。今ならすべて「小屋」「ボロ家」でしょうね。
草屋(そうおく) 草亭(そうてい) 草舎(そうしゃ)
草堂(そうどう) 草菴(そうあん) 茅屋(ぼうおく)
白屋(はくおく) 破屋(やぶれや) 蔽屋(へいおく)
柴門(さいもん) 柴扉(さいぴ) 蝸舎(かしゃ)
草蘆(そうろ) 寒窓(かんそう) 尖頭蘆(せんとうろ)
賎屋(しずのや) 葦家(あしのや) 埴生小屋(はにゅうのこや)
四阿(あずまや) 萱軒(かやがのき) 草の戸(くさのと)
柴戸(しばど) 縄樞(なわすだれ) 仮庇(かりのひさし)
竹簀垣(たけすがき) 筵屏風(むしろびょうぶ) 菰簾(こもすだれ)