2016年11月9日水曜日

次の本が出来るまで 番外

世界はどこへ向かうのだろう?


友よ、答えは風に吹かれている


ディランが言った。(と思う)

2016年11月7日月曜日

石川啄木『第十八号室より』

石川啄木『第十八号室より』を作りました。
後半は『悲しき玩具』より何首かを抜粋して掲載しています。

いつからか腹が膨らんできた啄木が病院に行ったところ慢性腹膜炎と診断されます。痛みもないので初めは医者の診断を疑っていた啄木も、腹に挿したゴムのチューブから黄褐色の液体が流れ出るのを見て入院を決心します。
『第十八号室より』はそのころの作品です。


その後も身体が回復せず、家庭内の問題や家族の死など不幸も重なって、病気と困窮の中、結核により26歳の短い生涯を閉じました。