2015年7月9日木曜日

次の本ができるまで その8

また当分は出来なかった本の話です。
内容も面白いものではありません。不悪。

『擬古十二首』とは李白が古詩に倣って擬作した詩のことです。
以前『漢詩抄』に「古詩十九首之一 行行重行行」を入れた時、この『擬古十二首』を一冊にしたいと思いました。しかし細部の意味が解らず、現代訳が出来ませんでした。学術書ではないのでいい加減な訳で良かったのですが、結局諦めました。自分以外に誰が読むかを考えると、やめたのはいい判断だったかも知れません。どんなものか「其九 去者日以疏」「其十 客従遠方来」を紹介します。何か感じるところがあればさいわいです。
追記
以前漢詩を勉強している方に「漢詩は五言の場合は2+3で、七言の場合は2+2+3で構成されているので、そこで切って読めばある程度の意味は理解できる」と教えて頂いたことがあります。これは大変いいアドバイスだと思いました。私が知らなかっただけならすみません。


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