シャルル・ルイ・フィリップの短編「老人の死」(小牧近江訳)を作りました。
フィリップは1874年生まれのフランスの作家です。35歳という若さで亡くなった彼は、生前パリの新聞「ル・マタン」に計49編のコント(短編小説)を書き、『小さな町で』と『朝のコント』の2冊の短篇集を出版しました。「老人の死」はその中の一篇で、邦訳は大正時代に出版されています。最近知ったのですが、短篇集『小さな町で』は2003年に山田稔さんの訳でみすず書房から出ていました。この本の書評で作家の川上弘美さんが「老人の死」について書いています。興味があればご覧ください。
体裁はご覧の通り、背幅3mmの薄っぺらい本になりました。
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