2019年12月30日月曜日

『レオナルド・ダ・ヴィンチの手帖』より

『レオナルド・ダ・ヴィンチの手帖』より


ルネサンス期イタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画、彫刻、建築、土木、科学、数学、工学、天文学など種々の技術に通じ、幅広い分野に足跡を残した「万能の天才」です。彼が四十年間にわたって書き綴った手稿の中で、人や動物に関する文章を選び一冊にしました。ダ・ヴィンチと和本のミスマッチはいかがでしょうか。

内容の一部を紹介します。 

 (こうのとり)
  鸛は塩水を飲んで病をいやす。仲間で落度あるものは見捨ててかえりみない。
  老いると若いものたちが死ぬまで面倒をみる。
 螽蟖(きりぎりす)
  螽蟖はその唄で郭公鳥を沈黙させる。油の中で死んで、酢の中でよみがえる。
  燃ゆる暑さを歌い暮す。


※手稿の3分の2は失われ、現存するのは約5000ページと言われています。何が書いてあったのか、興味ありますね。まあ、読んでも分からないでしょうけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿