2020年9月15日火曜日

次の本が出来るまで その173

つくり直し 




たまった紙の再利用を兼ね、以前の樹脂版を使っていくつかつくり直すことにしました。前と同じものを作っても面白くないので、気になる箇所を修正し、体裁を変えました。良くなったとも思えませんが、時間つぶしにはなりました。


 冬日の窓 永井荷風  2015年5月12日投稿 
仕上がりが気に入らないので、つくり直しましたが、まだ心残りがあります。 額に入ったミレー風の絵画のつもりですが、冬というより秋のかんじです。 


黒猫 餅饅頭 薄田泣菫  2015年5月15日投稿
紙が厚く本が開きにくいので、70kgの書籍用紙にしました。ずいぶん薄くなりました。 表紙は色がもうひとつです。


 『葡萄畑の葡萄作り』『榛のうつろの実』 ジュール・ルナール  2016年5月5日投稿
これはどれよりもつくり直したいものでした。本文の文字が大きすぎるのですが、 そのまま使っています。色違いの紙で表紙をつくり2冊をいっしょに箱に入れました。 背文字を入れなかったのが悔やまれます。

 
 

道理の前で フランツ・カフカ  2015年12月24日投稿 
マッチ箱にいれた小さな本ですが、紙が厚く本が開きにくいので、書籍用紙にして、函にいれました。

 ※でき上がると良くないところばかりが眼につき、すこし嫌いになります。

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