本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
『有難う』は掌編小説をまとめた作品集『掌の小説』の中の一篇です。1936年には映画化もされました。三島由紀夫はこの作品を「掌の小説」の中でも優れたもののひとつだとしています。新感覚派といわれた川端康成の簡潔な表現と描写が光る作品です。
※布の表紙の硬さが気に入らず、はじめから作りなおしました。あとの方は和紙の上製本です。
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