本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2015年1月13日火曜日
『芥川龍之介の遺書』
『芥川龍之介の遺書』です。
「僕等人間は一事件の為に容易に自殺などするものではない。僕は過去の総決算の為に自殺するのである。……」家族に宛てた芥川の遺書はこんな文章から始まります。そして秀しげ子との関係を告白しています。もちろん自殺の原因はそれだけではありませんが、大きな要因となったことは事実でしょう。天才と言われた稀代の小説家がもう十年生きていたらどんな作品を書いただろうと考えると残念でなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿