今回は『実語教』を作りました。
江戸時代、寺子屋の素読用教材として使われ、福沢諭吉の『学問のススメ』にも
「『実語教』に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と
愚人との別は学ぶと学ばざるとに由て出来るものなり」と一文が引用されています。
原文は
山高故不貴 山高きが故に貴からず
以有樹為貴 木有るを以て貴しとす
人肥故不貴 人肥えたるが故に貴からず
以有智為貴 智有るを以て貴しとす
と格調高い文章が続きます。
原文のまま作ることも考えましたが、少し堅苦しいので漢文調の訳を簡単な五七五に変えてみました。しかし出来上がるとやはり元のママの方が良かったのでは…とも思っています。
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