『めぐりあい』
作者のフィリップは100年以上前のフランスの作家で35歳の時、腸チフスで亡くなりました。彼はパリの新聞「ル・マタン」に多くの短編小説を書いていましたが、作品は歿後『小さな町で』と「朝のコント』の2冊にまとめて刊行されました。日本では2冊とも大正時代から翻訳紹介され、人々に親しまれていたようです。
「めぐりあい」は別れた夫婦が町で偶然出会うお話です。喧嘩腰のやりとりからやがてお互いが以前のやさしさを取り戻していくようすが簡潔な文章にまとめられています。
※本文は古臭く見えないようオールド+たいらで組みました。
表紙の帯は2色にするべきでした。
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