本屋さんにはない昔の作家の埋もれた作品や、気に入った言葉を集めたものを 手キン(アナログの印刷機)で印刷して小さな本を作っています。
2019年1月18日金曜日
小泉八雲『人形の墓』
『人形の墓』小泉八雲
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は記者として来日以来、日本の風習や伝統行事を見聞し、日本人のこころに根ざす礼節、祖先崇拝、宿命観などを研究した作家です。
「人形の墓」は彼が松江に居た頃、稲という十一歳の少女から聞いた話です。少女の両親は相次いで病気で亡くなり、祖母と幼い子供三人が残されました。しばらくは十九になる長男が働いて家計を支えていましたが、その長男も病に倒れてしまいました…。
※表紙は文中にでてくる少女の着物(羽織)をイメージしました。
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