2019年11月12日火曜日

次の本が出来るまで その144

覚え書き  〝ルサンチマン〟と〝シャーデンフロイデ〟


ルサンチマン(仏:ressentiment)とは、
弱者が強者に対して持つ「憤り・怨恨・憎悪・非難」の感情をいう。
ニーチェは、強者の君主道徳と対比して、弱者の奴隷道徳は強者に対するルサンチマンによるものだといった。
弱者はこのルサンチマンの感情から、価値を転倒させることによって復讐を果たす。 
価値の転倒とは、「優れた劣った」という基準の代わりに、「善い悪い」という基準を作り出し、 弱者を搾取する強い人間は「悪い」、弱者は「善い」と呼ぶことである。 
弱者は、「わたしが弱者なのは、社会の構造のせいだ。 また、優位に立つことや 権力を持つこと、富を有することは必ずしも幸福ではない」と考え、弱者としての自分の立場を合理化する。

※難しい。

シャーデンフロイデ(独:Schadenfreude)とは、
自分が手を下すことなく他者が不幸悲しみ苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情のこと。
ドイツ語で「他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち」を意味する。
日本語で言う「ざまあみろ」の感情であり、「他人の不幸はの味」、「メシウマ(他人の不幸で飯が美味い)」などが類義語として挙げられる。

※反則キップが貼られている高級外車を見た時の気持ちですかね。

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