『女七歳』岸田國士
劇作家であり小説家でもある岸田國士は、フランスで近代演劇を研究して大正十二年帰国、翌年、戯曲「古い玩具」や「チロルの秋」を発表して、日本の新劇界に新風を巻き起こしました。
「女七歳」は散文集『言葉言葉言葉』(大正十五年・改造社発行)より選びました。が、なぜこの作品を選択したのか、はっきりした理由は思い出せません。帯にも書いていますが、少女の悲しみが心に引っかかったのだろうと思います。
※サイズを小さくしました。性格上、同じものを作るのは厭になるので、なるべく変えてみようとあれこれ試すのですが、けっきょく徒労に終わります。しかし無駄な時間をかけ悪あがきしたことで少し気持が満たされます。
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